皆さんこんにちは!東金店より内原です。
今日はこの場をお借りして、MDの課外活動をご紹介させていただきます。
この4月から地元千葉市のとある
中学校(※1)にて、技術の選択授業として、実際のオートバイを使ったユニークな授業が行なわれています。
概要は【実際のオートバイを分解しながら、その構造を学ぶ】というもの。
(この授業に技術サポーターとして協力をさせていただいております)
現在の日本の産業、特に自動車業界が抱えている様々な問題に対して
教育現場の先生が感じている問題と
我々2輪業界の現場で感じている問題意識が合致したことが
この授業を実施するきっかけとなりました。
この授業の面白いところは
【大学】と【中学校】、【オートバイ販売店】が
協力して作り上げているという
全国でも例の無い取り組みになっているところです。
先日の授業では、50ccスクーターのエンジン駆動系を実際に分解し
無段階変速のプーリー機構から、動力の伝達について学びました。
自動変速するベルトの動きに声を上げ、興味深いまなざしで分解された部品を手にする生徒たちに私達も圧倒されてしまいました。
この授業の様子は、
朝日学生新聞(※2)の取材を受け
後日記事として掲載されることになりました♪
技術教諭の桐島先生から見せて頂いた今の中学生が実際に使っている技術の教科書を見てみると、動力としての原動機に関する記述は4分の1ページ程しかないことに驚かされました。
(以前は、もっとありましたよね!
皆さんもお子さんの教科書を見てみてください!)
この中学生新聞の記事を見た中学生達が少しでも日本の誇る技術に興味を持つきっかけになれば嬉しく思いますし、全国の中学校とオートバイ販売店が地域ごとに連携してこのような活動が広がっていったら、どんなに素晴らしいことだろう〜と夢を見てしまいます。
私達MDは、皆様のバイクライフが豊かになっていくことと共に成長していくことを第一にしているのですが、その経験や知識が地域社会のお役に立つのであれば、それはさらにハッピーなことだと思います。
今出来ることをコツコツと積み重ねながら、そのハッピーが10年後、20年後のわたし達みんなのハッピーに繋がっていくのだ!と更なる夢を描きつつ、できることをどんどん考えて、いろいろなことにどんどんチャレンジしていきたいですね♪
実はこの授業・・・最後の時間には、生徒たちみんなで組み立てたこのバイクを実際に学校の敷地内で走らせてみるんです。
生徒たちは中学3年生、免許取得前なんですよ!
なんて素敵な学校なんでしょうね!!
この授業は今秋10月まで続きます。続編もまたご報告させて頂きますね。
それではまた、See−Ya!
※1■千葉大学教育学部附属中学校
→http://www.jr.chiba-u.jp/
※2■朝日学生新聞
→http://www.asagaku.com/shimen2.html