こんばんは
茂原店の岩佐です
今日は定期点検で交換したスパークプラグの事を
少し書きたいと思います。
まず、スパークプラグですがエンジンの中でガソリンと
空気の混合気に着火するライターの役目をしています。
着火といってもスパークプラグから火は出ません。
じゃあどうやって着火するのか
このように先端から火花が出て着火してます。
そりゃあ『スパークプラグ』って名前ですからね(笑)
さて、今回ある車両から外したプラグがこれです↓
そして新品がこれ↓
ぱっと見ネジ部の色が違う(古い方が汚れてる)
くらいですが・・・
先端の部分を見てみましょう
古い方↓
新しい方↓
並べてみると↓↓
中心電極と外側電極の隙間が違います。
古い方が隙間が大きいですね。
スパークプラグはこの電極間で火花を飛ばしていて、
放電しやすい所から消耗していきます。
なおかつ、中心電極はより高温になるので
酸化されて消耗してしまいます。
隙間が多くなりすぎると火花が飛びにくくなり、着火不良
を起こす事があります。
そうなるとエンジン始動不良や、走行中のエンジン不調
を招く事にもなるので、消耗したプラグは交換しなくては
なりません。
定期点検の中にはスパークプラグの状態を
確認する項目もあるので、交換時期に達しているときは
ご案内しております。
小さな部品ですが担っている役割は大きいですからね